江戸時代の在来米
- 長竹ママ

- 2月11日
- 読了時間: 2分
2022年の3月に分けて貰った「巾着」というお米。
江戸時代に加賀藩へ献上するお米として一世を風靡した由緒ある在来種「巾着」さま。
地域おこしで復活させた、その米を自然栽培を手掛けている森さんから20粒だけ分けて貰って、育てはじめて3年目までは種を増やす事に専念していたので味見もしていませんでしたが、2024年の秋に収獲した巾着をハザ干しして籾で熟成させて、やっと翌2025年1月に4合ほど味見が出来ました。
噛んだ時から品やかな甘さが口に広がり、つるつるとした舌ざわりで噛み締めて行くとお米特有の優しい風味、そして、甘さの割には粘りは無く、ほどけるような歯ごたえに、後味のすっきりとした食味と、のど越し。例えるなら上質な和三盆のよう…
後味すっきりした極上のお米ってヤバいですよぉ。おかずを邪魔しないので、思わず、どんどん、お代わりしてしまう。止まらないんです。
しかも、ハザ干しで、籾すりたて、精米したて、自然栽培なので糠にも栄養がたっぷりに8分つき位で食べるから贅沢なのです。
そうそう、私の借りた田んぼは誰も見向きもしない膝上まで埋まるような深い沼田。
トラクターも沼るので、機械を一切いれない人力で耕耘&代掻きしつつ、種を海で海水選別、大鍋で温湯消毒、育苗、手植え、(絶滅危惧種を護る為に)中干なし、手刈り、ハザ干しの無農薬無肥料の自然栽培です。
83歳の母と、ほぼ二人で育てていますが、草刈りなども含めて時給換算してみたら、ごはん茶碗一杯が10万円になりました(笑)


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